母の着物
2011年 06月 27日
今は亡き、オパオパの母の着物でした。。。
10年くらい前でしょうか、三回忌を終えて母の箪笥の整理をやっとする気になり、
次々出てくる着物をどうしようか。。。と
その頃「あをの会」の仲閒には、パッチワークをする人、袋物得意の人、そして着物のリフォームを仕事とする人。。。と、きっと役立ててくれるだろうと思われる方々おりました
そして、その人たちに選んでいたたき、着物は箪笥の肥やしにならずにすみました
中にはまだしつけが付いたままのもあり、誰にも袖を通してもらえないまま、刻まれるものもあったのです
ずっと着物の仕立てを仕事にしてきた母は、正座が祟って60歳代で足も弱って可愛そうでしたが、83歳まで寝込むこともなくポックリ
本人が常々望んでいた最後です。。。。。。よかったね・・・うぇ~ん~
今となっては、その着物の行方の記憶も無くなっていましが、先日の「サンプラザ」のイベントで、この着物と再会したんです☆
出店者の中に、元「あをの会」の金ちゃんがおりまして、着物のリフォーム作品を並べておりました
金ちゃんとも8年ぶりの再会です
そして、一掴みでいくら・・・だかでハギレの販売も。。。
その中にこのハギレを見つけたんです!
この着物を着ていた母の記憶はないので、相当昔に着たものでしょう・・・
でも、柄の記憶がどこかに残っていたんですね☆
山ほどのハギレの中にチラッと見えただけで、「オカカの着物だ!」 ・・・(鰹節ではないです、こう呼んでいました)
金ちゃんは覚えていました♪
「そうだよ、いい絹だから気に入って、これでブラウス作ったもの」と言いました
そうか、母の形見は金ちゃんが着てくれているんだね♪
その状態で返して~とは、いくら何でも言えませんでしたが、、、、、、なんか嬉しかった♪
でも、せめてハギレだけでもと、山積みの中から2枚探し出しましたが、ほじくるのが面倒になってしまいハギレの山ごと買い占めました
あとでゆっくり探しましたが、最初に見つけた2枚だけでした・・・
おかげで、ゴミ袋びっちりのハギレで、押し入れの戸が閉まりません。。。。。
それでも、あの世に行ったまま戻らない母が、やっと会いに来てくれたようで感動です☆
金ちゃん、ありがとう!
そして、金ちゃんがブラウスなら、私は帽子に! ・・・(これしか選択肢が無い事実)
柄が全く分からなくなりました。。。。。
ただ、母の着物をかぶっているという満足感だけ・・・まっ、いいか
裂かずにそのまま「ほっかむり」でよかったような。。。。。。
オカカ~、相変わらずだよ。。。私
オパオパ
まだ三回忌くらいでは、自分でハサミを入れることなど考えられなかったの☆ぽち
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by Moulin6Rouge10
| 2011-06-27 19:54
| ■さんにんごと■